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[2008/09/22] 「私の復活方法」復活ノート・・・138   おまけ「今日も、ムーズが降りてきた〜きみと漫才を〜」 

           「書を捨て、野に出ようビジネス」
昔、「脱サラ」をやりたくて、「南無三」とばかりに学習塾を始めました。
しかし、あの頃は、塾は、裏稼業のように思われていたので、私も、犯罪に手を染めるよ
うな気持ちでした。
そら、そうでしょう。昔の文部省は、学校だけでなく、マスコミなどでも、
「子供を塾に行かさないようにしましょう。教育は国の仕事です」と通達していました
(まるで今のゲーセンのようでした)。
もちろん、塾講師の募集も締めつけられていました。
職安や大学の事務室にも、「塾関係者立入り禁止」と張り紙がありました。
私も、自分の子供を養うために、他人の子供を騙しているのだという呵責がありました。
それで、できない子供(「落ちこぼれ」と言われていましたが)を救うという名目を、心
に掲げていましたが、これがいけませんでした。
つまり、できない子供の親も、進学塾に行かせたがったのです。
まったく「客」が集まらず、やむなく廃業せざるをえませんでした。ただ重荷から介抱さ
れた気持はありました。
それから、30有余年、今は、塾に行かすのが当たり前で、学校も、それを奨励している
ようです。
それどころか、東京などでは、公立学校が、自分の校舎で、夜間などに塾商売をするのを
認めています
(いや、自ら招きいれているようです)。どうせ行かすのなら、安いほうがいいでしょう
という論理のようです。
大阪では、全国学力テストの結果を公表せよとかしないとかの議論が行われています。
「教育関係者」の意識は、当分変わらないようですが、
どこかの大学には、必ず入れる時代になったのですから、親は、自分の子供に、何をした
いかを考えさせる教育はしたほうがいいと思います。
私が、今、塾をするなら、「生きていくための塾」を始めます。
「地球に生まれて、よかった〜」と思うために、自給自足の方法を教えます。
米や野菜のこと、そうそう、野草や魚も知らなければなりません。もちろん料理も大事で
す。
耕運機や稲刈り機、魚網や包丁も使えなくてはなりません。
そこから、気候、神話、社会なども頭に入ってきます。つまり、人間の文化・文明がどう
できたかを追っていくのです。
自分の興味・関心がどこにあるのかわかるので、何をしたらいいのかわからないと言っ
て、青春を無為に過ごすことはありません。
今後、健康や安全性からも、食べ物に対して自己責任の時代が来るのはわかっているので
すから。



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           今日も、ムーズが降りてきた〜きみと漫才を〜

                  「世界二世大会」
「おお、久しぶり。ヤスオ」
「ジョージ、ご無沙汰。調子はどうや」
「何にもすることがのうて、気が抜けてもうたけど、調子はええで」
「ご苦労さんやったな」
「お互い年やもんな。無理せんこちゃ。おれも、田舎に戻ってゆっくりするのが楽しみ
や。
経済もえらいことになっているから、こうゆうときは、のんびりするのが一番ええ。
英気を養って、ここぞとゆうときに、また打って出る」
「まだ若いなあ」
「きみは、途中で辞めるゆうたんやろ」
「そうなんよ」
「別に自分から辞めでもよかったんちゃうん?」
「だいぶ悩んだけど、ぼくは、こう見えても、将来を見ることができるから決断した。
そう見栄を切ったけど、ほんまはきみが辞めるから心細うなったこともあるんや」
「ところで、テレビで、あいつ、だいぶ悪いゆうことゆうていたけど、見舞いにいかんで
もええんか」
「もうちょっと様子見ようか。都合悪うなったらあんなことゆうのは昔からや」
「今度はほんまらしいな」
「金が入るアテが外れたらしいけど、それで頭に血ぃ上ったんやろか」
「跡継ぎのこともあったらしい」
「お父さんが元気なときは羽振りがよかったのになあ」
「そう、そう。ぼくらにも、いつもおごってくれたもんなあ」
「女遊びがすごかったらしいけど、親が決めた道しかなかったから、かわいそうなとこも
ある」
「跡継ぎゆうたら、ヤスオ、きみのとこも騒がしいようやな」
「みんな、がんばっているやろ。何でも独り占めしたらあかん。そう思うて、途中で辞め
たのに、やれ無責任や、やれ他人事やゆわれているんや」
「世間は、二世のええととこがわからへんのや」
「親と時代がちがうもんな。昔は単純な時代やった。善と悪しかなかった。
ところで、今日は、誰が講演するんや」
「タローや」
「きみの後をやりたがっているタローか」
「そうや。話が始まった」
「きみらは、二世とゆわれているけど、おれは、三世だよ。二世、三世には、いいところ
がいっぱいある。
イギリスのある文学者が、『金がほしくなったら、心が弱くなった証拠』とか言っている
らしいが、
うなるほど金を持っているおれたちが、『金なんかもういらないや』と思うようになった
ら、心が病んでいるんだよ。
まあ、その金で、貧乏人に施しをしてやれば、みんな喜ぶじゃん。おれたちも喜ぶ。置く
ところがなかった金を処分できたんだからさあ。
いいこと言うだろう?おれの叔父は、有名な英文学者だよ。ケンイチって知っているだろ
う?おれも、それくらいは言わなくっちゃな。
とにかく、金がない連中は、下品な顔をしているのはまちがいない。いつも金儲けのこと
を考えているからだ。
金があるほうが、人間的に生きられるよ。
おれ、忙しいんだよ。みんな、おれの話を聞きたがっているからさ。
まあ、二世とかゆわれても、自信を持って生きることだ。それじゃ、またな」
「あんな人もいるんやな。ヤスオ、パーティに行くか」
「行く行く。何にも用事ないもん」
「それじゃ、もっと話をしようか」




  





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