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[2008/02/25] 「私の復活方法」復活ノート・・・108   おまけ「今日も、ムーズが降りてきた〜きみと漫才を〜」 

                 復活ノート

                 「分を知る」
中国の農薬冷凍食品問題は、「ぎょうざ」だけにとどまらず、「肉まん」、「さば」、
「トンカツ」へと広がってきました。
当初言われてきた「労働問題」などではなく、単純な「生産問題」かもしれません。
つまり、「大量に、効率よく」という、中国らしいスローガンに沿った経済活動の結果な
のでしょう。
日本の「食品偽装問題」も(これも、まだまだ終っていなくて、最近では、「JRの弁当」
がニュースになっています)、
「大量に、効率よく」が根底にあるような気がします。
赤福を作っている会社=一族は、「偽装」に列せられた中では、一番歴史があるようです
が、家訓が生かされていなかったようです。
冷凍技術や流通を考えると、せっかく高い材料費と人件費を使って作ったものを処分する
のはしのびがたかったかもしれませんが、
「まじめに」と「無駄にするな」という家訓をどう両立させるかでまちがってしまったい
うところでしょうか。
また、京都の和菓子として有名な「八つ橋」の後発企業が、販売を京都以外にも展開する
新興の商法を取ったことに影響されたこともあるでしょう。
その結果、他市の下町の商店街で売られるようになっただけでなく、修学旅行の前には、
赤福の注文書が学校に配られるという「成功」をおさめました。
これは、長い目で見れば商品価値に影響が出てくるでしょうし、積極商法の危険がつきま
とうことになります。
「吉兆」でも、誰でも知っている名前なのに、売上げがそうないことが、経営者の焦りを
生んだのかもしれません。
とにかく、手を広げようとすれば、銀行から金を借りることになります。
そのためには、架空の税金を払ってでも、黒字にしなければなりません。
それも偽装なら、偽装が偽装を生む構図です。
みんな自分を忘れてしまった結果です。
復活をめざしている人は、自分の人生を見直すことを復活の基本にしてほしいと思いま
す。
事業が頓挫すると、悔しいし、恥ずかしいし、借金が残っているし、とあせってしまいま
す。
しかし、頓挫そのものも、途中で急ブレーキをかけても間に合わなかった結果です。
このまま負け組で終わりたくないという気持ちは、私にもありますが、お金がないだけで
負け組ではないような気がします。
「事業をやっている人間がそんなことを考えることこそ負け組だ」という意見もあるでし
ょうが、負け組と負け犬とはちがうというのが私の考えです。
「負け犬」は、自分の前の現実から逃げる人の謂(い)いです。
自分を見直して、能力や性格を含めた「自分の分(ぶ)」で生きることが大事です。
それが、復活への道だと思うのですが。



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          今日も、ムーズが降りてきた〜きみと漫才を〜

                  交渉(3)
確かに、誰でも、知らんうちに鼻歌を歌っていることがある。
1人で歩いたり、自転車に乗ったりしている人の歌声が聞こえることもあるし、
車の中で、ラジオに合わせているのか、体を揺すり口を動かしている人を見ることがあ
る。みんな自然にそうなるんやろな。
また、歌っていると、悩みもどっかへ飛んでいくこともある。
それで、他人を慰めたり、励ましたりする歌の需要があり、産業となる。
「千の風」のようなブームが起きたのもむべなるかなゆうわけや(もっとも、
「死んだ人は墓にいてへんそうやから、墓参りに行かんでも、向こうから来てくれる」と
横着をかます人も出てきているらしいけど)。
しかし、歌であっても、産業となると、売上げが求められる。
しかも、毎年、「右肩上がり」が要求されるようになる。
そうなると、歌とゆう商品がどんどん作られる。
歌手にとっては、「あいつ、最近テレビに出てへんな」と言われるのは、頭のどっかで気
になるそうな。
それで、何かはやると、そのイメージにすがりついて、おんなじような歌が作られる
(2,3年続いた「桜」の歌は、今年も出るような気がする)。
せやけど、「創業者利得」で、最初の歌手が、イメージを独り占めしているので、後から
の歌は、どこか安っぽい。
それで、杉山清貴、ラブサイケデリコのように、意味のない歌を歌って非難される歌手も
出てくる。
ぼくは、「こぶくろ」とかゆう、ホルモンのようなグループの歌詞は苦手や。
「ぼやき漫才」の人生幸朗のように、いちいち取り上げんへんけど、どうもあざといよう
な気がする。
「歌は世につれ・・・」とゆうけど、世は人が作っているもんやから、
「こぶくろ」が人気があるとゆうのは、歌詞は、人の(特に若い人の)気分を反映してい
るやろ。
男が、女のカバンを持ち、レストランの前で、「ぼくは、きみの好きなものでええよ」と
ゆう若い世代のBGMと思うと腹が立たへんようになったけど。
女の歌手は、1人で、「きみを支えるよ」と歌うけど、男は、グループで、「いつもいっ
しょにだよ」と歌う時代や。
やっぱり人生幸朗になったから、もうやめる。
ぼくらの年になると、女の子との「交渉」はなくなったし、ロマンチックとカルシウムも
足らんようになってきたけど、交渉事は、まだしばらく続く。
しかし、ぼくらのBGMはないから、「交渉」をうまくするためには、自分の言葉を磨かんと
あかん。そして言葉以上のものもな。





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