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[2007/08/13] 「私の復活方法」復活ノート・・・86   おまけ「今日も、ムーズが降りてきた〜きみと漫才を〜」 

                  復活ノート

                  「親子教室」
夏休みになって、どの子供も喜んでいるかと思えば、そうでもなさそうです。
塾の夏季合宿などで思いっきり勉強したい子供は別として、のんびりできる子供も、長期
休みは歓迎していないようです。
テレビニュースで、小学生が「授業がないのでつまらない」と言っていました。
今は、兄弟も少なく、近所を走りまわることもできないからでしょう。
窮屈な時間を過ごさなければならないからでしょうね。
そこで、最近では、陶芸やそば打ちといった、日頃できない「習いごと」を始めた小学校
が出てきたようです。
変わってきたものです。しかし、子供は変わりません。
私がいるベッドタウンも、一歩ニュータウンを出ると、田園風景が広がっています。
2、3ヶ月前、そこを車で走っていましたら、小学1年生ぐらいの女の子が、ランドセルを
背負ったまま一人で、田んぼの横の溝にかがみこんで、何かを見ています。
1時間ぐらいして、またそこを通ると、その女の子は、まだ同じ姿勢でいました。
私も車を止めて、それを見にいきたくなりましたが、今日、そんなことをすれば、
誤解を招くことになりますから、あえてあきらめました。
都会で、そんな小学生がいれば、巡回のPTAなどがやってきて、早く帰れの一点張りで
しょう。
子供の好奇心は恐るべきものがあります。
時間も場所も超越して、心は、どこか遠くへいってしまいます。それが、未知の可能性と
いうのでしょう。
最近、家庭内で凄惨な事件は起きていますが、社会や家庭が子供の可能性を摘みとってし
まうのが、遠因なのではないかと思います。
子供は、成長するにつれて、自信を失うこともあります。
そのとき、両親が、子供の心を受けとめなければならないのでしょうが、両親が仕事に明
けくれていれば、物理的にも、精神的にも、それができないのです。
親は、夏休みなどに、「家族サービス」と称して、日頃の償いをするのですが、それが、
何の効果も生まない親子関係もあります。
最近は、「親業」という言葉をあまり聞きませんが、
確かに、何もしなくても自然な家族関係がある家庭もありますが、
「業」として、親が働きかけなければならない家庭もあります。
たとえば、無関心な親や強圧的な父親には、子供は不満を募らせているはずです。
しかも、家族も含めて人間関係は、地層のように積みかさなっていきますから、
子供が高校生や大学生、大人になるにつれて、関係を変えることはむずかしくなります。
そこで、「親子教室ビジネス」です。
子供の可能性を深める独自の内容を考えてください。それと、親子が共同で取りくむ「ロ
ールプレーイング」も必要ようです。
たとえば、家庭に降りかかってきた難問をどう解決するかなどです。
これが、メーンですが、これを前面に出すと、いやがる親もいるからです。
人間にとって、一番大事な「家庭」を作りあげるビジネスは、社会から求められていま
す。そして、それは親を育てるビジネスでもあります。



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          今日も、ムーズが降りてきた〜きみと漫才を〜

                  「原戸籍」(2)
ぼくの血統書がいるのは、養子でも行くのかてか。
そうやねん、ようやくぼくももらい手が見つかった。あほか、ちがうわ。
親が死んで、恥ずかしいぐらいのもんを相続するためにも、ぼくが正当な相続人かどうか
の証拠がいるのや。
それには住民票や戸籍謄本だけではあかんらしい。
世の中には、先妻が何人もおって、子供も多いとゆうような家があるけど、財産があるほ
ど相続でもめることになる。
何十代と続いている旧家でも、最近は、戸主が決めるとゆうわけにいかへんのやろな。
そこで、「原戸籍」正式には「改製原戸籍」ゆうもんが必要や。
「原戸籍」とは、戸籍法が何回か変わったから、それ以前の戸籍、
旧戸籍のことやな(「現在の戸籍」とゆう誤解を避けるためか、役所では、「はらこせ
き」とゆうている)。
ようするに、こいつの親は誰や、その親の親は誰や、はたまた、その親の親の親は誰やと
ゆうことがわかる。
雅楽しちりき奏者で有名な東儀秀樹の家系は、聖徳太子の時代からわかるらしいけど、ぼ
くら庶民は、つい最近まで苗字もなかった
(「絢香」とか「hitomi」」とかゆう歌手の家は、まだ苗字がないのか、なんてね)。
とにかく、父親、母親、祖父の原戸籍がいるとゆうことやった。
祖父のことはかろうじて覚えているけど、聞いていたとおり養子やった。
しかし、安政4年生まれの祖祖父や、元治元年生まれの祖祖母は知らん。相続のことを忘
れて、もっと知りたくなったので、原戸籍をどんどん取った。
祖祖母は、士族の生まれやと聞いていた。しかし、曾祖母の母親の欄は、空白でバツがあ
った。
これがどうゆうことやろと興奮してきた。まるで、クンタ・キンテのようや。
大正11年生まれの叔母に聞いたら、「そうや。蔵には金銀が山のようにあったと聞いて
いる。
そのおばあちゃんは早う死んだけど、妹はよう遊びにきていたで」と証言する。
でも、大正8年生まれの大叔父は、「ちがう、ちがう。ふつうの家やったらしいで。
母親の欄は、戸籍のつけ方が変わったときに役所が忘れたんちがうか」と言う。
結論は、ようわからへんけど、わかったことは、
「本家の五男やった曽祖父は、33才で結婚、分家した(当時としては遅かった)。
そして曾祖母の間には、男の子が二人いたけど、両方とも、2,3才で死んでいる
(その後、ぼくの祖母が生まれた)。
それで、占いに聞いたら、『この家は、男の子が育たん家や。それで、鬼門に大きな石を
置いたらええ」ということらしくて、今も、玄関の北北東に大きな石がある
(100年以上立っていることになる)。
墓地には、二つの小さな墓石もある。それで、祖母は、養子をもらうことになる」という
ことや。
ぼくの「ルーツ」は、こんなもんやけど、明治や江戸の人間も、
どんなしゃべり方をしていたか知らんけど、一生懸命生きているのがわかる。
曽祖父の父親も調べるつもりやけど、人は、せいぜいおじいさん、おばあさんぐらいしか
見られへん。
しかも、現代は長寿の時代やゆうても、おじいさん、おばあさんは、病院のベッドにい
て、見舞に行くぐらいのもんやろ。
逆にゆうたら、ぼくらのことをおぼえてもらうのは、孫ぐらいやな。
ぼくは、4人子供がいるけど、孫はまだや。えやけど、100年先にはゆわれとるんやろ
な。
「パパ、この人だれ?」
「この人は、パパのおじいちゃんだ。若いときに苦労して事業を成功させたけど、
年を取ってから、仕事をほったらかしにしたり、女に血迷うたりして、寂しい人生を送っ
たらしい。
お前も、女には気をつけるだよ」
「はーい」
何で、孫や曾孫から、関東弁で、そこまでゆわれんとあかんねん。
とにかく、人は原戸籍から出てきて、また原戸籍にもどる。





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