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[2007/03/12] 「私の復活方法」復活ノート・・・64 おまけ「今日も、ムーズが降りてきた〜きみと漫才を〜」
復活ノート
新しいズボンよ!出でよ」
30年程前、同志社大学のオーテス・ケリーという教授は、今後ジーパンをはいて教室に
入るべからずと言いました
(教授は、去年アメリカで亡くなりましたが)。
ジーパンは、労働着なので、そんな格好で神聖な学問を学ぶべきでないという趣旨だった
ようにおぼえています。
教授は、当時は、まだ一般的でなかった「TPO」ということを教えたかったのかもしれ
ません。
確かにジーパンは、アメリカにおいて、炭鉱夫などの作業服のために、安くて丈夫なデニ
ムで作られたものだと聞いています。
この論争は、マスコミでもかなり取りあげられましたが、大学側も困ったようで、
見解を発表しなかったように記憶しています。
世間も、「また時代遅れな」という雰囲気だったようです。
戦後の混乱期、白洲次郎は、吉田茂らとともに、敗戦処理のためにアメリカに行ったので
すが、機中での白いTシャツとジーパン姿の写真を見ると、
さすがイギリスで教育を受けた男のカッコよさを感じます。
シートに浅く腰をかけ、長い足を組んだ姿は、とても明治中頃に生まれた男には見えませ
ん。
その後、アメリカ兵がはいていたためかどうか知りませんが、ジーパンは、
「不良のズボン」というイメージがつきました。
中学生の頃、おばが、ジーパンを送ってくれたのですが、父親が、怒ること怒ること。
しかしながら、ジーパン(当時は、ジーンズという言葉はあまり聞いたことありませんで
した)は、日本で、いや世界中で、着実に市民権を得たようです。
今や、ジーパンは、農作業、ドライブだけでなく、銀座でのショッピング、「お呼ばれ」
でも、何の違和感もありません。
ダメージやビンテージという「差別化」も、若者の人気の的です。
人類は、絶滅するときも、ジーパンをはいているのでしょうか。
ところで、ジーパンに、「一人勝ち」させてもいいのでしょうか。
ファッションビジネスに興味のある人は、ズボン(スラックス)のTPOを提案するコン
セプトを追及しませんか。
ジーパンが丈夫であることはわかりましたから、新しい生地とともに、21世紀にふさわ
しい機能を、ズボンに与えるのです。
そこから、シャツ、ブレザーなど、トータルな方向へ持っていきます。
大きなビジネスが待っていると思います。
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日も、ムーズが降りてきた〜きみと漫才を〜
「動作」(3)
さあ、まとめにはいるわ(もうあきてきたからな)。
誰かの車に乗って、ラジオをつけると、好みの局やボリュームがわかる。
誰かの後にトイレに入ると、ウォシュレットの好みの水流をわかる(奥さん、いやらしい
こと考えているやつがいまっせ。こんなん、家に呼びなはんなや!)。
とにかく、動作ゆうもんは、その人の「人間」をあらわす。
しかし、まわりのもんのプライドを傷つけることもある。
プライドゆうたら、生きているうちに身につけてきたもん、「人生観」とか「物の見方」
とかゆわれるやつ、「趣味」も入るやろ。
それに合わないと、みんないらいらするわけや(相手の小さな動作ほど気になる)。
宇多田ヒカルが、テレビのインタビューで、「飯(めし)食いながら、パソコンする」と
かゆうといらいらする。
「だあれもそんなことで怒らへん、天才は凡人とちがうんやから」ゆう意見もあるやろ。
確かに、あの「泣き声」とリズム感は独特や。帰国子女は、日本語の敬語は苦手やとゆう
し、まわりも売上げのことを考えて何も注意しぃへんのやろ。
それじゃ、ぼくもこれ以上ゆわへん。
それから、家族の前で、尻から、ぷっぷっゆわして平気なもんがいる。
「屁をひって おかしくもなし 独り者」ゆう江戸時代の川柳があるが、一人やったら何
をやってもええのやけど、家族の中には、情けなくなるもんもいる。
ぼくの父親がそうで、ぼくと父親との関係はここが原点かもわからん(誰かゆうとったけ
ど、全員が、くちゃくちゃ音を立てて物を食べる家族もいるらしいけど)。
先日、居酒屋の開店割引券をもらった。
そこは、ようするに「ろばた」で、午後7時ごろやったけど、乳児、保育園児、小学生と
子供連れが多かった。
若い母親が、乳児を抱きながら、連れの女3人と飲んでいたけど、全員たばこプカプカ
や。
よその子供は、走り回っている。もう「電車の中の化粧」どころやないな。
注意しても、結局、「何か迷惑かけました?」とゆうところに行きつくやろ。
親の顔を見たいゆうても、その親も同じことをしている時代や。
ぼくが、よう引きあいに出す「父性の復権」ゆう本は、社会から、父性(厳密には父親と
ちがうらしいけど)がなくなってきた。
それで、子供は社会規範を教えてもらっていないから、電車の中で化粧したり、町中でへ
たっても、なんも恥ずかしいことないゆうことが書いてある。
そろそろ母性も考えんとあかんのんとちがうか。
「母性は、どこへ行った」や(だいたい、男は化粧せえへん)。
父性、母性ゆうても、男女ともに持っているようやけど、今は、その父性、母性がはっき
りしなくなっている時代やと思う。
何でそうなったかゆうと、ここだけの話、女に自信がついたからやろな。
生活には困らへん(年収1000万円以上の女は、なんぼでもおるらしい)。
そして、車とパソコンがあれば、恐いもんなし。
身長が170センチ近くあっても、まだハイヒールを履いて闊歩する。
40代の女向けの雑誌がどんどん創刊されるはずや(男は、文春と新潮のままや)。
もうすぐ、母親が、家の中で、ぷっ、ぷっしながら歩く時代が来るやろ。
「ママったら!」
もう父性とか母性とかゆわんで、親は、家の内外関係なく、「お前と同じように、相手も
プライドがあるから、動作には気をつける」ことだけを教えたらええのや。
そして、プライドを傷つけたらあやまること。動作のないこっちゃ。
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